アレンジレシピ
RECIPE

季節の養生レシピ | 五十嵐和恵先生 |

〈 鯛のザクロカルパッチョ 〉

鯛のザクロカルパッチョ(2人分)

〈材料〉
☆鯛のお刺身…1パック
☆苺…適量
☆セロリ…適量
[ソース]
☆ザクロのしずく…大さじ3
☆オリーブオイル…大さじ2

  1. 鯛の刺身を器に並べ、その上に苺とセロリを盛り付ける。
  2. ①にソースをかけたらできあがり。
ここがポイント!
お好みで塩・コショウをかけてお召し上がりください。
4月の養生 ~ 自律神経を整える ~

自律神経

自律神経とは、その名の通り、私たちの意志とは関係なく体が自律的に働くための神経。呼吸・心拍・体温・血圧・消化・代謝・排泄などの生命活動を維持するため、24時間365日働き続けています。自律神経には、緊張時や興奮時に優位になる交感神経と睡眠時やリラックス時に優位になる副交感神経の二種類が。この二つがバランスよく働いてくれることで、私たちは健やかに過ごすことができます。

 

春は自律神経が乱れがち

春が訪れ木の芽や虫たちが動き出すころ気持ちが不安定になったり体に不調が起きたりすることを、むかしの人は「木の芽時(このめどき)」と言っていました。春は寒暖差がはげしいので、気温の変化に対応するため自律神経が忙しくなります。さらに、卒業・入学・就職・転勤・異動など環境の変化が多い春はストレスも増大。その結果自律神経が乱れ、めまい・立ちくらみ・むくみ・肩こり・イライラ・倦怠感・眠気などさまざまな症状が出やすくなるのです

 

自律神経を整える

自律神経を整えるためには深い呼吸が大切。副交感神経を刺激して、体をリラックスさせてくれます。春は東を向き朝日を見て深呼吸するのがおすすめです。また、酸味のある食べものは腸の働きを活発にし、冬の間に体に蓄積された老廃物を排出する助けとなります。気分もリフレッシュさせるので、上手に取り入れてみましょう(とり過ぎは禁物) 。肌寒さも残る4月。血流の改善に役立つザクロのしずくも、もちろん自律神経を整える効果が期待できます。

 

今回は酸味を意識した、苺とセロリを使った鯛のカルパッチョをご紹介いたします。苺もセロリも鯛も春が旬。苺とセロリには過剰なストレスが作りだした熱をクールダウンする働きが、鯛には胃腸の働きをサポートする働きがあります。3つの食材はむくみにも効果的です。ザクロのしずくとオリーブオイルは抜群の相性。簡単なのでぜひお試しください。

 

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