簡単妊活レシピ |
長有里子先生 |
〈
鮭のザクロ南蛮漬け 〉
■材料(作りやすい分量)
生鮭 3切れ
薄力粉 適量
塩・こしょう 少々
長ねぎ 1/2本
にんじん 3cm分(約30g)
サラダ油 適量(南蛮酢)
酢、水 各80ml
みりん、醤油 各大さじ3
砂糖 大さじ1
ザクロのしずく 小さじ1
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鮭は3等分に切り、軽く塩・こしょうをし、薄力粉をまぶす。
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サラダ油を熱したフライパンで鮭の皮目からしっかりと焼き、両面焼く。
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南蛮酢の材料を合わせたものを火にかけ、ひと煮立ちさせる。
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3に2を漬ける(一晩おいたほうが味がしみておいしい)。
ここがポイント!
漬け汁は余ると思いますので、再利用を。私は鮭の南蛮漬けが食べ終わったら、次は豚肉を漬けるのがお気に入り。
豚肉に軽く塩をしてから片栗粉をまぶして焼き、もう一度漬けています。
魚の臭みが移ることもなく、二度おいしくいただけますよ。
鮭は皮も大事!
妊活において、魚を食べることは大切。
とくに脂ののった青魚は積極的に食べましょうとお伝えしています。
なぜなら、妊娠しやすい体にもっていってくれるDHAやEPAといった”体に良いあぶら”が豊富だから。
なかでも鮭はイチオシしています。
なんといっても手に入れやすいことと、同じく妊活サポートをしてくれるビタミンDという栄養素やアンチエイジングに役立つ赤い色素成分なども多く含んでいるからです。
ところで、この鮭を食べるとき、皮は食べていますか?
もし皮を残していたら、それはとってももったいないこと!
皮を食べないと、DHA・EPAの摂取量は25%ほども少なくなってしまうのです。
それだけでなく、妊娠ビタミンといわれているビタミンEやカルシウムなども約25%減少してしまうというデータが報告されています。
でも、焼き鮭のように皮がパリパリだと食べれるけれど、煮たりして皮がふにゃふにゃだと食べられない…という方は、皮にしっかり焼き色がつくまで焼いてから調理をすると、香ば
しさもあって食べやすいはず。
食欲のない季節には、酸味がきいた南蛮漬けがおすすめです。
鮭の皮目に焼き色がつくまでしっかりと焼いて作ってみてください。