アレンジレシピ
RECIPE

簡単妊活レシピ | 長有里子先生 |

〈 ザクロライスサラダ 〉

■材料(作りやすい分量)
ごはん 1合分
ミニトマト 5個
黒オリーブ 5個
黄色パプリカ 1/4個
ツナ缶(オイル漬け) 1缶
パセリ 適量(ドレッシング)
オリーブ油、酢各 大さじ1
ザクロのしずく 小さじ1
レモン汁 小さじ1
塩、こしょう 少々

  1. ミニトマトと黒オリーブは4等分に切る。黄色パプリカは5mm角に切る。パセリはみじん切りにする。
  2. 炊いたごはんに1とドレッシングの材料を入れて混ぜ合わせる(ツナのオイルも入れる)。
  3. 冷蔵庫で冷やしていただく。
ここがポイント!
今回ご紹介するライスサラダは、冷やすとおいしい白米の食べ方になります。 暑くなるこの季節にぜひお試しください!
白米の妊活的食べ方とは?

妊活では、白米よりも玄米を食べたほうが良いと聞いたことがあるかもしれません。
玄米がすすめられる理由のひとつに、血糖値が上がりにくくなることがあげられます。
血糖値が急激に上がる食生活を続けていると、ホルモンバランスが乱れ、排卵も乱れるおそれがありますが、玄米に多く含まれる食物繊維は血糖値の上昇をおだやかにする作用があるので、その面で安心なのです。

ということは、食物繊維が少ない白米は血糖値を上げやすいということになりますが、白米でも工夫をすれば血糖値の上昇をゆるやかにすることができます。

それは、”冷やす”こと。

白米に含まれるでんぷんは、冷えるとレジスタントスターチという食物繊維の仲間に変化します。
これによって玄米と似た内容になり、血糖値が上がりにくくなるのです。

このレジスタントスターチが一番増える温度は4°C。
冷蔵庫くらいの温度なので、かなり冷たいです…。
おにぎりでいえば、コンビニのおにぎりくらいの冷たさ。

冷え性の方に伝えると、「無理!」と言われてしまうのですが、暑い季節には冷やし茶漬けや冷や汁などにするとおいしくいただけますし、レジスタントスターチの特徴として、一度冷えて増えると、常温になっても量は変わらないという性質があります。

たとえば会社勤めをされていて、ランチ用におにぎりを持っていく場合、出社後すぐに冷蔵庫に入れてレジスタントスターチを増やしましょう。
そして昼食の1時間前くらいに取り出してデスクにおいておけば、食べるころには常温で食べやすくなり、妊活にもおすすめという食べ方になります。

ただ、電子レンジで加熱をしてしまうとレジスタントスターチはなくなってしまうので、加熱は禁物。

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