エイジングケアレシピ |
岡田明子先生 |
〈
鮭のザクロホワイトソースグラタン 〉
【材料】2人分
・鮭・・・2切
・塩、こしょう・・・各少々
・小麦粉・・・少々
・オリーブオイル・・・小さじ1
・ほうれん草・・・1/4束
・じゃが芋・・・1個
・ピザ用チーズ・・・適宜
<ザクロソース>
・ザクロのしずく・・・大さじ1
・小麦粉・・・大さじ1
・バター・・・10g
・牛乳・・・100cc
・コンソメ・・・小さじ1
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鮭は食べやすい大きさに切り、塩、こしょうをして小麦粉をまぶして、フライパンにオリーブオイルを熱し両面を焼く。
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ほうれん草は4cmの長さに切り、耐熱容器に入れてラップをし、600wで2分、電子レンジで加熱する。じゃが芋は皮をむき、半分にして薄く切り、耐熱容器に入れラップをし、600wで3分、電子レンジで加熱する。
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フライパンにバターを熱し溶けたら、小麦粉を入れ、炒め、牛乳とコンソメを加え、なめらかになったら火を止め、ザクロのしずくと②のじゃが芋を加え、混ぜ合わせる。
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グラタン皿に③と鮭、ほうれん草を盛り付け、チーズをかけて、トースターに入れ、チーズが溶けたら出来上がり。
ここがポイント!
免疫力を上げる4つのポイントの食材を利用した簡単レシピです。
ザクロのしずくがホワイトソースのアクセントになり、あっさりといただける1品です。免疫力をアップさせる食材を意識して、若々しさにつなげていきましょう!
免疫力アップで若々しく
最近疲れやすくなった、お腹に脂肪がついてきた、小さい文字が見えにくい・・・
など私たちの体は年齢とともに変わっていきます。
突然、花粉症になった、若いころよりも風邪が長引くようになった、お腹が弱くなったなど免疫力も自然と変化していくのです。食は「加齢=エイジング」とうまく付き合うためのサポーターです。今回は免疫力アップと食の関係についてご紹介いたします。
■免疫力と食事の関係
免疫力を高める要素はいくつかありますが、中でも「食事」は深い関わりがあります。
毎日の食事から充分な栄養をとれば、免疫細胞の材料やエネルギーが補給され、数が増えたり、機能のアップにもつながります。呼吸器や消化器のガードを固めるのにも食事でとる栄養が欠かせません。
■免疫力を上げる食事4つのポイント
<ポイント1>
●タンパク質で粘膜や免疫細胞をパワーアップ
私たちの体の皮膚、骨や筋肉はもちろんのこと、血液、ホルモン、免疫細胞などはタンパク質からつくられています。不足するとお肌の調子が悪くなったり、粘膜が弱くなったりと免疫力もパワーダウンしてしまいます。毎日の食事で、肉、魚、大豆製品、乳製品、卵など様々なタンパク質をとり、免疫のベースを整えておきましょう。
<ポイント2>
●乳酸菌や食物繊維で善玉菌を増やして腸を元気に
食べ物を通して体の中に侵入しようとする外敵をブロックし、栄養素を吸収している「腸」は、全身の免疫システムの大切な拠点です。腸内で活躍しているのが、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌です。外敵を退治したり、免疫細胞が働きやすいように環境を整えています。善玉菌を含むヨーグルトやキムチ、ぬか漬けなどの発酵食品を食事でとりいれると共に、それをサポートする野菜などに多く含まれる食物繊維を補って、腸を元気にしておきましょう。
<ポイント3>
●ビタミンAで粘膜を強くしてのどや鼻をガード
全身をおおう皮膚や粘膜は、外敵を跳ね返すバリアのようなものです。
とくにのどや鼻の粘膜は細菌やウイルスが真っ先にとりつく場所です。
人参やほうれん草、かぼちゃ、ブロッコリーなどに多く含まれるビタミンAや体内でビタミンAに変わるβ-カロテンを充分に補い、皮膚や粘膜を健康に保ちましょう。
<ポイント4>
●フィトケミカルで免疫細胞を活性化
トマトなどの色の濃い野菜やザクロ、玉ねぎなどの植物の色や香りなどの成分であるフィトケミカルは、免疫細胞を活性酸素から守り、免疫細胞の働きを高めてくれます。植物の力を活用して免疫力アップにつなげていきましょう。